みなさん、こんにちは。NSG安積本校の大槻です。

学校の2学期が始まって、「いつもの生活」が戻ってきましたね。ただ、2学期は本当に大変!26日の月曜日には各中学校で「実力テスト」や「夏休みの成果テスト」など、テストが実施されたと思います。そして休む間もなく、9月2週目には第二回の定期テストが!!

しかも次の定期テストは実技教科のテストもありますから、準備も大変です……

というわけで、もう定期テスト勉強に本腰を入れなくちゃマズイ時期であることはおわかりいただけたかなと思うのですが、ここでもう一度「勉強ってこうした方がいいよ」を今日は記事にしますね(*^^)

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生徒さんや我が子をみていると、「勉強=問題を解くこと」と思っているお子さんが本当に多いなと思います。今回の夏期講座でもあちこちのクラスでお話させいただきましたが、問題を100問解こうが、200問解こうが、自分が間違えた問題を自分の力で正解までもっていけなかったら絶対に得点は上がりません。

だから「×を〇にすることにもっともっとこだわろう!」、そう何度も話すのですね。

以前何かで「東大生の学習法」についての記事を読みました。みなさんは「東大生なんて勉強しなくたってテストの点数取れる人でしょ」そんな風に思いませんか?正直、私は心のどこかでそんな風に特別視していたように思います。だからその記事を読んでびっくりしました。

その記事に書かれていた東大生は、
「問題集は1回ですべてを終わらせようとはしない。初めから何度も繰り返すことを前提で取り組んでいる」というのです。

自分の学習を振り返ってみましょう。
ワーク類は一度解いたら終了、としてしまうこと、多くありませんか?
しかもわからないところは空欄のまま、赤で模範解答を書き写して終わり、そんな問題はありませんか?
そのワークを解いた時間で君は何を得ましたか?
×だったところが〇に変わったのでしょうか…?

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確かに毎日忙しいですよね。学校、部活、宿題。自分の自由時間だってほしいし、そんなに勉強時間を長くはできない。

よーくわかります。
わかるからこそ、効率よく学習し、なおかつ成績も上げてあげたい。
そう考えると、一番得点につながっているのは「×の問題」です。それが〇に変われば得点は上がる。〇に変わるためには何が必要なんだろう?

「知識が足りない」のなら教科書を読んだり、ノートをまとめたりして知識を入れ直せばいい。
「解き方がわからない」のなら解説をしっかり読み込んだり、わかる人(NSGの先生たちは質問待ってるよ!)に聞いたりして解き方をもう一度理解できるまで取り組んでみたらいい。

それをして×が〇に変われば、「勉強した!」ということだろうし、昨日の自分よりも絶対に成長できていますよね。

だから、間違うことをそんなに「嫌なこと、ダメなこと」と思わなくていいんだと私は思います。それを〇にすればいいのだから。「10ページやった!」「100問解いた!」「ノートめっちゃ書いた!」だけじゃなく、〇にすることにもっともっとこだわっていきましょう。

NSGの2学期は9月から。スタートと同時に全力で突っ走っていきましょう!!