こんにちは。

郡山中央本校の大槻です。

 

先日、中2の生徒からこんなことを言われました。

「先生!NSGって勉強ばっかりやらせる厳しい塾だって学校で思われてますよ!!」

「学校みたいに修学旅行や芋煮会などないのですか?」

「だからNSGも楽しいことしましょうよ!」・・・だそうです(^^;)

 

NSG教育研究会という進学塾で勤務するようになってどのくらいが経ったでしょうか。私自身が進学塾に通ったことがないので、私が知っている進学塾はNSG教育研究会だけなのですが、十分「楽しい塾」だと思います。

 

そもそも進学塾が求められている「楽しさ」って何なのでしょう?

修学旅行や芋煮会などイベントがあれば「楽しい」というならそれはちょっと違うのではないかなと私は思います。

 

6月のブログにも書いたかもしれませんが、私は「わからなかったことがわかること」「知らなかったことを知ること」「解けなかった問題が解けること」・・・これは全部「楽しいこと」だと思います。

 

だいぶ前のことになりますが、以前いた校舎では、私が強制したわけでもないのに生徒たちが勝手に全国入試問題の過去問に取り組むようになりました。ある男の子が9月の段階で「先生!俺、1年分終わりました!」と言えば、他の生徒たちも触発されてどんどん取り組むのです。彼らの受験が終わった時には、分厚い過去問集、3年間分を解ききっていました。今、当時の生徒たちの様子を思い返してみても「笑顔」ばっかり浮かぶのです。授業をしていた私も本当に楽しかった!

 

NSG教育研究会という進学塾は確かに学習に関しては「厳しい」のかもしれません。それも「ガミガミ怒られる」とかそういう意味での「厳しい」ではなく、成績を上げるために、志望校に合格するために、人間として成長するために必要な「厳しさ」です。この「厳しさ」は「楽しさ」と表裏一体。勉強でもスポーツでも楽器の演奏でも楽して上達することはありません。「大変で」時に「厳しい」日々の向こうに必ずその何倍もの「楽しさ」「充実」「感動」が待っています。学びから本当の楽しさを教えたいし感じてもらいたい。そのために今日も精一杯、目の前の生徒たちと向き合っていきます!