みなさん、こんにちは。NSG安積本校の大槻です。

先日、林修さんのテレビ番組を見ていたら、「おぉーなるほど!」となんだか久しぶりに人の話を聞いて感動し、たまっていたポイントを使って林先生の電子書籍を購入しました。

まだ全部は読んでいないのですが、皆さんに是非お伝えしたいな…と思い、この記事を書いています。

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今、安積本校では定期テストまで2週間前後という中学校の生徒が多く、各自、普段より勉強する時間や量は増えているようです。

またいつもより自分の「できないところ」にきちんと向き合っているからか、「〇〇ができない」「〇〇がわかんない」といった言葉もよく聞かれます。

ただ、そういう発言をする生徒さんは「努力する方向が違っている」ことが多いのですね。

たとえば、「英語が苦手」である場合、単語をひたすらに自分が決めた行数を書く生徒さんがいます。本当に律義に「I I I I…」「am am am am…」のように

単語を覚えることはとても大切ですが、英語はあくまでも「言葉」ですから、文の中でどのように使われるのかを理解しながら言葉の意味やスペルを覚える必要があります。

お経のように単語を書き写しただけでそれは理解できるはずもなく、結局そのままテストを受けてしまえばよい結果は期待できませんよね。

ですが、生徒さん本人からすれば「自分はこんなに何ページもやったんだよ!!」「めっちゃ頑張ったのに!!」「勉強しても意味ないじゃん!!」と半ばヤケになってしまう…

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「努力は必ず報われる」といいますよね。だけど、そうじゃないときもあるよな…と思うこともたくさんありませんか?

だから何となく「努力」という言葉を軽々しく生徒さんの前で使いたくない私がいました。

ところが、林先生の本の中に、「正しい場所で、正しい方向で、十分な量をなされた努力は報われる」(「林修の仕事原論」より)とあり、確かに当たり前のことなのですが、「なるほど!」と思ったんですよね。

単語をただ何度も書く…は「正しい方向」ではないのです。ついでに「十分な量」でもないのです。

定期テストで得点を取るのなら、まずは教科書の英文がスラスラ読める・辞書等を引かなくても意味がわかるようになっているかどうかの確認です。
そこまでできているなら、学校で配布されているワーク・塾に行っているなら塾のワーク等を使って問題を解いてみましょう。
そこでできなかった問題が、単なるスペルミスならそこで初めて単語を練習する必要が出てくるでしょうし、なぜそうなるのかわからないなら質問したり、調べたりすることが必要ですね。

これをきちんとやることが「正しい方向」「正しい量」の「努力」で、そこまでやれば「報われる」のだと思います。

何かを習得するのに近道はないです。
ひとりで頑張れなければ私たちが一緒に頑張ります

今からならまだ間に合います!
できない理由をたくさん挙げるのではなく、できるようになるための「努力」を一緒にしましょう


ちなみに定期テスト対策がもうすぐあります(参加費無料)。
コロナウイルス感染拡大防止のため、定員を設けておりますので、お申込みはお早めにお願いします