みなさん、こんにちは。

安積本校の大槻です。

あっという間に1月も半分が過ぎました。決して1日1日をおろそかに過ごしているわけではないのですが、時の流れの速さに少し怖く感じることもあります。

 

今年度は本当に異例続きの日々ですが、それでも3月には多くの中3生にとって自分の人生を自分で決める第一歩である「県立高校入試」があります。

 

この時期になると、校舎に掲示しているカウントダウンのカレンダーに毎日ドキドキし、日々の授業や質問対応にも緊張感をもって臨みます。

 

そして毎年思うこと…

 

「もっと自分の日々の学習にプライドをもって取り組もう!!」

 

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受験生は「あーしたい」「こーしたい」という誘惑に打ち勝ちながら、自分の課題に向き合って、日々長時間学習していますよね。

 

そこに関しては確実に昨年の自分より成長していると思います。

 

でもそこで満足していませんか?

 

私自身が受験生だったとき、手を付けた問題集は全て「全問正解するまで繰り返す」というのが自分の中で固く決めていたことでした。

 

もともと小さいことをクヨクヨ悩むような性格なので、一つでも不安な状態で受験当日を迎えたら、ネガティブな自分が出てきて頑張れなくなっちゃうのではないか…そんな風に思っていたんですね

 

だから、「全部○にする!」これにはとことん取り組みました。

 

それを目標に毎日頑張っている中で、自分自身を一番許せなかったのが、一度やった問題なのに「あれ…?なんだっけ…?」となることでした。もちろん人間なので忘れることもあるのですが、私自身は二度と忘れないつもりで、絶対理解した!という自信をもって学習を終えていたはずなのに、それを忘れてしまった自分が悔しくて仕方なかったです。

 

ちょっと大げさかもしれないですが、悔しくて一人こっそり泣きながら数学を解いていたこともありました

 

ただ、この気持ちって本当に大切だと思うんです。

自分が自分のために、いろんな誘惑に負けないように頑張っているのだから、その時に向き合っている問題は全部「わかる」「できる」状態にしましょう!「同じミスはもうしない!」そう自分に固く誓いましょう!それが自分の勉強に「プライド」を持つことなんだと思います。

 

時間は先に進むだけです。

3月まであと本当にわずかな期間。

自分が取り組むその一つ一つの問題にしっかり向き合い、そしてもう間違わない!そんな自信をもって毎日の勉強を終えられるように意識すること!

 

そこまで自信もって取り組んだ日々は、これほどまで年数がたった今でも私の土台になっているように思います

 

きっとこの苦しい時間も、皆さんの人生をもっとキラキラしたものに変えるための肥料になるはずです。春を最高の笑顔で迎えられるよう、私たちも精一杯頑張ります!!