みなさん、こんにちは。

コスモス通り本校の大槻です。

新年度が始まって2週間が過ぎました。進級・進学した皆さんもそれぞれの環境に慣れてきたころでしょうか?

 

私自身も3月21日からコスモス通り本校での勤務が始まって、1か月になりました。校舎に向かう通勤路、自分のデスクから見える景色、そして何より校舎の生徒さんたちとの日常に慣れてきました。

 

先月の毎日緊張感いっぱいだったころと比べると、変な夢も見なくなりましたし()、楽しく日々の授業に取り組めています。

 

ただ、この「慣れ」というのは、良い面と悪い面がありますよね。

 

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ノートの最初の1ページ目、ワークの最初の1ページ目、すごくきれいな字で書いてありませんか?

新しい教科書での授業、初めての先生の授業、すごく真剣に受けていますよね?

 

ところがどんどん慣れてくると、少しずつ手を抜き始めるようになります。

 

字がどんどん雑になってくる、授業中ぼーっと聞いてしまう、宿題は「その単元を習得しよう」という目的から「終わればいいや」に変わってしまう……

 

これは悪い意味での「慣れ」です。

 

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「ならわし」という言葉を漢字に直すとき、「習わし」「慣わし」と2種類あったり、繰り返し行うことを「習慣」と表したり、「慣れる」と「習う」は非常に似た意味の言葉です。

 

「習う」とは「何度も同じ経験を繰り返して身につけること」ですから、「慣れる」も同じ意味でとらえてほしいなと思います。

 

「このくらいだったら手を抜いてもいいや」と妥協点を身に付けるのではなく、

 

・「この問題なんで間違えちゃったんだろう」

間違えた理由を考えること

 

・「定期テスト前に焦らないようにその週に学んだことはその週に理解しちゃおう」

計画的に学習を進めること

 

・「動画見たいけどまだ課題が終わってないな」

やるべきことを優先すること

 

こういったことを何度も繰り返し、学習するときにはこれが当たり前の流れだよね!と言えるように、慣れていきましょう!

 

一度習慣化してしまったことをリセットするのはとても難しい…と自分自身の経験から思います。でも、新年度スタートの4月という時期、まだ皆さんの心にほどよい緊張感が残っている今だったら、良い習慣を作っていけるはず!!

 

まだまだ2021年度は始まったばかり。

一緒に頑張りましょう(*^-^*)