みなさん、こんにちは。

コスモス通り本校の大槻です。

早いもので1学期がもう終わろうとしています。夏休みが目前ですね!

 

楽しいこと・したいことがたくさんあると思いますが、忘れてほしくないのは、夏休み明けすぐに「実力テスト(成果テスト)」、9月には「第2回定期テスト」があるということ。

 

1か月は長いようであっという間に過ぎていきます。夏期講習をうまく学習リズムづくりに役立てて、計画的に進めていきましょう。

 

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さて、中3生はこの夏休みにどれだけ今までの復習を進めていけるかが勝負です。

中1・中2の定期テストが終わった瞬間に忘れてしまった理科や社会の用語、英語の単語などを覚え直すこと。

まだ解きなれない「国語の文章読解」「英語の長文読解」「数学の応用問題」に少しずつ慣れること。

「少しはダラダラしたいな…」と思うこともあるでしょうが、時間は「たったの」30日ちょっとです。来年、楽しく高校生活を送っている自分を想像して、今年は踏ん張らなくちゃ!

 

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話は変わりますが、私は自分で自分のことを「頑張っている」と思うことがあまり好きではありません。それは、自分の限界を自分で決めているような気持ちになるからかもしれません。

 

ただ、我が子も含め、自分で自分を「頑張ってるもん!」という生徒さんが多いな…と最近とても思います。

 

いや、確かに頑張っているんですよね。疲れている中、学校とは違うところでもう一度勉強しようとするだけで頑張っている。それはすごいと思います。

 

ですが、目標と今の自分の達成度を照らし合わせてみたとき、明らかに達成度が足りていないのなら、「頑張ってるんですよー」はやっぱり言ってほしくないな…

 

宿題をきちんとこなす、これはある意味当たり前のことで、頑張る云々以前の問題です。本当に自分の目標を実現しようと思ったら、宿題から見えてきた「自分の課題点」にどれだけ向き合うかが本当に大切なことですよね。

 

だから、自分で自分のことを「頑張っている」と思いそうになった時には、さらにもう少し「だけどこの前の実力テスト、英語の長文でわからない単語多かったんだよなー。よし、それを洗い出して覚え直すか!」こんなふうに自分の弱点と向かい合ってみましょう。

 

「自分の頑張った」という評価を自分で超えていってほしいのです

 

そんな日々を約30日間、過ごしてみてください。

きっと夏が終わるころの皆さんは、長時間でも集中して学習できる「学習体力」と、自分の弱点と向かい合える「強い精神力」が身に付いているはずです

 

来週からの夏期講習、朝から晩まで授業授業授業!!の毎日になりますが、私も「自分の頑張った」を日々越えながら、出会った生徒さんがこの夏休みで大きく成長できるように精一杯サポートしていきたいと思います