皆さんこんにちは!
NSG安積本校の石附です!

2022年も残りわずかとなってしまいました…なんか、つい先日まで「暑い暑い」と言っていたような気もするのですが、気が付けば厚着をし、コートを羽織りながら校舎に向かっていると、ふと「今年もあっという間だったなぁ」と感じてしまいます(去年も同じことを言っていたような気もしますが…)。

さて、今年も残りわずかということは、受験まで残り僅かということと同義でもあります。校舎内の中3生は、さすがに目の色が変わって努力をするようになりました。頑張っている子だと、平日は6時間以上、休日は8時間以上やっている子もいます。ただ、勉強とは不思議なもので、それだけ努力をすればすぐに成果が出るかというと、そうではありません。つまり、「頑張っているけどなかなか成果が出ない期間」が存在するわけですね。

この期間は、子どもたちからすればとても苦しい時間帯だと思います。現在校舎でも、「やらなきゃ」という気持ちと「もう嫌だ、逃げたい」という両面の気持ちを抱えながら頑張っている生徒も何名かいます。そんな生徒から先日、「なんで勉強しなきゃいけないの?」といった質問を受けました。皆さんも1度は思ったことありませんか??
なぜ勉強するのだろう」と…

私もかつて同じことで悩んだことがあります。ですので、気持ちはすごく分かるのですが、この質問は「答えが無い」のです。正確に言えば、「一人ひとり正解が違う」質問です。

さて、こう言った「答えが無い」ことに対して、私たちはどうすればいいかと言うと、もうこれはメチャクチャ悩むしかないです。もちろん、周りの人にアドバイスを求めたり、本を読んでみたり…色々やってみるのはOKだと思いますが、結局最後は自分自身で悩んで悩んで答えを見つけるしかないんですよね…

ということを質問をした本人に伝えたところ、「面倒くさいね」とのことでした(笑)。
ただ、「面倒くさいことから逃げているとどうなると思う?」と質問したところ、「将来やばいかなぁ…」と言っていました。

人間は弱い生き物なので、苦しいことがあったりするとどうしても安易な「正解」を求めてしまう傾向にあると思います。成績を上げる正解、子育ての正解、仕事で成果を出す正解などなど….ただ、現実はそんなに都合よく「正解」は無かったりしますよね。そういった時に、やっぱりあきらめないで悩み続けることが肝心だと思うのですよ。
悩みながらも行動し、失敗し、反省し、行動を改め…それを何度も何度もしていく過程の中でしか自分なりの「正解」は見つからないのではないでしょうか?
確かに面倒くさいですが…そうして見つかった自分なりの「正解」は、その先の人生も皆さんを支えてくれる宝となるはずです。

この冬、中3生は勝負の時ですね。中1、中2生は冬休みが明けると定期テスト約1か月前です(しかも今回は技能系の科目もあります…)。小学生は苦手を克服し、得意を伸ばすチャンスです。

たくさんの「面倒くさい」がありますが、そこに向き合うことができれば自分なりの「正解」にたどり着く可能性があります。ある意味、成長のチャンスです!

もちろん、皆さんだけで悩ませはしません。NSGの先生たちも、皆さんが「正解」にたどり着くために、いっしょに悩み、考えていきます

皆さんもこの冬はもう少し、あと少し「面倒くさい」に向き合ってみませんか(^^)??