皆さん、こんにちは。NSG郡山本部校の菅井です。

新学年が始まって1か月以上が経ちました。

中1生の皆さんは、中学校の生活には慣れましたか?
教科によって先生が変わったり、制服で生活したり、部活動があったりと小学校とは全く違う環境に初めは学校から帰ると「疲れた~」といった感じだったかと思います。
でも、皆さんの順応する力は本当にすごい!NSGに通っているみんなも、初めは授業の途中で疲れた様子も見受けられましたが、今では最後まで元気に参加してくれています。
「若さって素晴らしい!」とおじさんは痛感させられる次第です・・・。

中2生・中3生の皆さんは学年が上がり、今まで以上に部活動に熱心に取り組んでいる人も多いと思います。特に運動部の人は中体連を間近に控え、部活への熱がさらに高まっていると思います。
物事に全力で取り組む経験は、必ず皆さんの成長に繋がります!後悔の無いよう、是非本気で頑張ってください。

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さて、学習面に目を向けると、新学年になって初めての定期テストが目前に迫ってきました。準備は進んでいますか?

中1生の皆さんにとっては、初めての定期テスト。「テスト勉強をしましょう!」と言われても、何をどうすればよいのか分からない人もいるかと思います。

小学校の家庭学習と言えば「計算ドリルを解く」「漢字の練習をする」「音読をする」といった内容が主なものだったと思います。その結果、「数学の問題を解く」「漢字・英単語の練習をする」といった勉強をしている人は多いでしょう。でも、小学校までのテストとは違い、中学校のテストは問題も多く、様々な問題が出ます。漢字・英単語だけではよい点数をとることは難しいです。また、理科・社会も国語・数学・英語と同じくらい大切な教科なので勉強しなければなりません。では、何をすればよいのでしょうか?

どの教科にも共通なのはワークの問題を解くことです。
「えっ、そんなこと?」と思った人もいるでしょう。しかし、同じことをするにも、「目的」「意図」を明確にすることで「取り組み方」が変わり「効果」が変わって来ます。

具体的に言うと、ワークは2周取り組みましょう。

1周目の目的は「出題のされ方の確認とできないところの発見・克服」です。
定期テストにはワークにある問題と似た問題が出題されることが多々あります。あらかじめ「どんな問題が出るか」分かっていることは大きなアドバンテージになります。また、できないところをそのままにしていては、どれだけ勉強しても点数は上がりません。実際に問題を解くことで、自分が「どこができないのか」を把握するとともに、教科書を調べたり、解説を確認したりすることで「わかる・できる」に変えましょう。特に理科・社会の場合、教科書やノートで調べながら問題を解くことは「覚える」ために有効な学習法になります。

2周目の目的は「できるようになったかの確認」です。
「解説を確認してやり方がわかった」「調べながら答えを書いた」としても、それが皆さんの知識として定着していなければ本番のテストでは正解できません。1周目でできなかった問題に再度取り組むことで、きちんと理解したか確認しましょう。もし、また不正解だった場合は、再度調べて定着を図りましょう!

2年生・3年生の皆さんにとっては、上に書いたことは「知ってるよ」といったことだと思います。でも、きちんとできていますか?
特に運動部の人は、今回の定期テストは中体連の時期と重なります。土日にまとめて勉強しようとしても、「練習試合で時間が無い」なんてことはよくある話。「忙しくて勉強できなかった・・・」という言葉を毎年聞きます。そうならないためには、早めに少しずつ準備するしかありません。遅くとも2週間前、できれば1か月前にはテストに向けての準備を始めましょう!

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部活にしても学習にしても、みんな「よい結果」を望むもの。でも、「結果」には必ず「理由」「原因」があります。テスト勉強はその「理由」「原因」を自分で作り出すものです。確実に結果を出すためには「分析」「行動」が必要であり、その行為をするためには「何のためにするのか」といった「目的」「意図」が必要になります。闇雲に行動しても結果にはなかなか結び付きません。

このことは学習だけでなく「部活」をはじめあらゆることに言えることです。
大人になって社会に出てからは尚更大切なことになります。

「目的」「意図」をしっかり持ち、「何をどうすればよいか」を考えて「学習」「部活」に取り組みましょう!それが「よりよい将来」への一歩になるかも知れません。